出張で成都から天津へ

とにかく時間が読めない国内エア便

その日、成都の現場に入っていたのですが、天津で問題が発生したため成都の仕事はスタッフにお願いし、急遽天津へ向かいました。とは言っても北京経由です。

飛行機の遅れは当たり前の20分程度で難なく離陸。
以前は搭乗してから機内で2時間ほど待たされたこともあり、中国で時刻どおり、30分程度の遅れは運がいいといっていいぐらいです。

およそ3時間近くを機内で過ごし無事北京へ到着。
ところが預けた荷物がなかなか出て来ません。

いつもなら長くても15分程度では出てくるのに・・・。
他の乗客もイライラしだし、30分ほどすると受け取り場所の表示が消え、別の場所に変わったかのように見え、乗客は大移動で荷物の場所を探し回る。
ところが場内アナウンスで元の場所に戻れと・・・。
ブチ切れる乗客続出!!!

結局40分少々の時間を経てやっと荷物を受け取ることができました。
昔、済南空港で荷物の積み残しに会い、次の便まで待ったこともあるため、今回は40分程度で済んでホッとしました。

北京空港の到着ロビーをいちばん端から。この辺は比較的空いてる。

バス移動もひと苦労

今でさえこの状況。
9ヵ月後に迫った「北京オリンピック」の時期となれば恐ろしいほどの人間が大移動しますが、このままではそんな状況に対応できるとは到底思えません。

遅延、荷物の紛失、喧嘩などのトラブルは日常化するのではないか、と思わずにいられません。
北京に住む自分にとってオリンピックはなんとか成功してほしいと願うばかり。

北京発の天津行きのバス(70元)もチケットは先に買うものの席は自由なので早めに乗り込んで出発を待たないといけません。席がいっぱいになると次のバスに乗らないといけないので30分前からバスの中で待機。
コレもまた疲れます。
しかもバスのラゲッジルームが小さいため、あふれた大型の荷物も社内に持ち込む始末で社内も人と荷物でパンパン。

天津でもサッカーなどの会場があるので移動者は多いはず。
この状況がこの数ヶ月の間に改善されるのか?

ホント、中国の交通事情についてはまだまだ問題が多く、各国から来た外国人はつらいと思います。
見た目よりもシステムの改善を早期に望むのは自分だけではないと改めて思った1日でした。

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