中国の闇金!?

小吃で盛り上がったお話

いつも行くマンションの下の小吃「重庆美食」での話。

本題に入る前にちょっとビックリしたことは、この店に「北京ビールの生」が入荷されていたこと。でもやっぱり生ビールは店の管理が要ですね。正直美味い!とは言えるレベルではなかったのが残念です。

店の壁にドカンと貼ってあるポスターはなに?

さて本題に入りましょう。

この小さな店で「ティッシュちょうだい!」と言うと出てくるんですが、それがまさに日本でいう消費者金融系の宣伝ポケットティッシュなんです。

しかも店の中にもデカデカとポスターが貼ってあります。「急用钱 找我们!」は簡単に意訳すると「急な資金が必要な場合は私達を頼って下さい」といった意味です。

おそらく営業マンがお店に「ティッシュただでやるからお客に配ってちょーだい。ポスターもついでに貼らしてね。」っていう感じです。お店の方もティッシュ代がタダならエエよ~ってことなんでしょう。

ティッシュをもらってみた

コレが店で無料でもらえるティッシュです。

昔は日本でも「ア●ム」や「プロ●ス」や「●富士」さんなどのティッシュが路上で配りまくられてました。いわばそれとおんなじような感じです。お決まりのように「担保不要で審査がダメなら手数料は不要。最高30万元、最短2日で口座に振り込みます」と書いてあります。

30万元って今のレートなら500万円以上です。一般サラリーマンでも年収が5万元あればそこそこというのに、なんの担保もなしに30万元は逆に恐ろしいです。日本で年収400万円と仮定した場合、2000万円以上貸してくれることと同じようなものです。どのくらいの金利で貸してくれるんでしょうか。恐ろしく高金利かもしれません、まさに「闇金」っていう感じで。

最近大々的に騒がれることも少なくなりましたが、
「理財商品」として集められた資金がこういったところへ流通し、担保が取れない人から高金利を得てるわけです。まぁドコでも仕組みは同じことなのですが、度が過ぎる可能性を考えるといずれ中国の金融システムもやっぱりドコかでおかしくなるのではないかと心配してしまいます。

タイトルとURLをコピーしました