この記事は『福建省の旅』の第2弾です。先に第1弾からお読みになることをオススメいたします。
2日目の夕方からは厦門の街をブラブラ
コロンス島から厦門本島へ戻り、まずはホテルへチェックイン。ホテルは厦門の繁華街である「中山路」の近くに取りました。
厦門での滞在は「毕思特酒店(BiSiTeJiuDian)」というホテルで、中山路横の南中広場という商業施設の中にあります。ココには2日間お世話になりました。
今回のツアーは昨年の「九寨沟(JiuZhaiGou)」での苦い思い出があるのでチョットランクを上げてホテルを取りました。窓際にレストスペースがあってなかなかゆっくりできます。ちなみにココは1泊478元/室(およそ8600円)でした。お正月に2名でこの価格なのですからとりあえず良しですね。
まずは近場をブラブラすることからスタート。
ココは「中山路歩行街」と呼ばれる俗にいうホコ天(=歩行者天国って死語???)。北京で言えば王府井みたいな場所です。
そしていつものように食べ歩きが始まり、まずはおつまみ系から。福建省の名物「土笋冻(TuSunDong)」と呼ばれるものを。日本語で言うと「星虫」をゼリー状に固めたもの。
あとから調べましたが「星虫」ってデカいミミズみたいな生き物らしいですが、ボクは昆虫系は一切NGです・・・。
晩飯求めて、いざ『沙坡尾(ShaPoWei)』へ
その後、次の目的である「沙坡尾(ShaPoWei)」へ。ココはお知り合いのJSさんから「安くて美味しい店やBarがあるよ」と教えてもらっていたのでピックアップ。
しかしながら中山路から向かおうと思っても、タクシーは来ない、来ても相乗りで行き先が違うと拒否。バスに乗ろうと思っても来ない。結局25分ほど気合を入れて歩くことに。でもブツブツ言いながらも日が沈むのを見ながらでそれなりに楽しめました。
そしてやっとのこと目的地『沙坡尾』に到着。
大きくはないですが、北京で言う「798芸術区」のようなところもあります。
芸術区の中ではお正月イベントということもあり、通常よりもいろいろ出店があったようです。
この芸術区の入り口に「沙坡尾小吃街」とあったのですがドコがそこなのかわからず迷いまくり、
近所にあった看板を見て「大学路」のほうが賑やかじゃないのかということになり、
その通りを目指して更に歩きます。
するといろいろ賑やかな感じで店が並んでる通りにたどり着きました。日式の焼き鳥屋も多くの人が待ってます。
日本のチェーン店「イタリアントマト」なんかもありました。
やっとたどり着いたメインのエリアは人がいっぱいで大賑わい!
ちょうど「厦門大学医学院」の北側の通りが『大学路(DaXueLu)』です。(ボケちゃいました・・・。)
ところがドコへ行っても並んでいてメチャクチャ。店員さんはお客さんなんかにかまってられるかというような勢いでほとんど無視状態・・・。でもこの並びは「大众点评」と呼ばれる俗にいう”ぐるなび”の中国版でも星の多い店が並んでいます。
座る場所がないので隣の建材屋や食品店の前も飲食スペースに変身!
やっとのことでこの店に入店したのですが、予想通り当面の間放置プレイでさすがの愛ちゃんも疲れと空腹でプッツン。店を出て更に他の店を探します。
結局たどり着いたのがココ『鹭港渔村(LuGangYuCun)』という店。ココも大众点评でそこそこの評価ですがなぜか意外に空いていました。場所が少し離れてるからでしょうかね。
海鮮三昧です。ボリウムがあって結構イケます。
海鮮で注文する際の定番「扇貝(帆立貝)」はコロンス島のものより断然美味しかったです。
豆腐を麺のように細長く切ったものが入ってるスープ。コレも結構イケましたが、さすがに全部は食べきれずまたもやお持ち帰りしました。
帰りに軽くBarへ立ち寄ってみる
せっかくここまで来て飯食ってすぐ帰るわけにはいかないということで、さっきの芸術区(沙坡尾)で気になっていた小型バスを改造したオープン型のBarへ。さすがに周りの店はほとんど閉まってましたが、Barのオーナーに聞くとココは深夜2時ぐらいまではやってるのだそう。南方だからこそできるこのスタイルですね。
ココはビールメインのBarで、いろいろと説明してくれるなかなか親切なオーナーさん。
価格も15元からとめちゃリーズナブル。珍しいビールもあってまずはこの店では最高級!?の11.3度の「Rochefort10」をチョイス。60元なので日本円換算でも税抜き800円なのでなかなか良心的です。
愛ちゃんはインペリアル(度数7%)をセレクト。どちらも度数は高めですが美味しくいただけました。
昼間はそれなりに暖かいですが、さすがに夜は冷え込みます。なのでオーナーがこちらへどうぞと、三方を囲ってある暴風席に移動。セコタイヤ(中古タイヤ)で作ったテーブル。
普段飲まないビールを片っ端から飲みます。これは黒ビール。
結構テンション上がってきました。
何かとオーナーさんが気さくなので愛ちゃんも盛り上がりお酒が進みました。せっかくなのでバスをバックにオーナーさんと記念撮影。最後までクール(無表情!?)のオーナーさんでした。
ちなみこのバスは動かなくなったものを2000元(約3万円)で買い取って自分で改造したそうです。元々アパレル系の仕事をしてたそうなのでなかなかオシャレな感じに仕上がってました。ワーゲンバスをイメージした感じなんでしょうね。
あとがき
という感じで旅の2日目を無事終了。この日は元旦ということでほとんど1日中食って飲んで終わっちゃいましたが、3日目の明日は1日ツアーに参加しての世界遺産「福建土楼(FuJianTuLou)」へと向かいます。また続きもお楽しみに。
ココまでお読みいただきありがとうございます。せっかくなので引き続き第3弾『福建土楼』もぜひご覧くださいませ。