なんとか仕事を終えて北京へ戻ることになりました。
帰りも行きと同じように中国版新幹線で。
いつも思うことですが火車(列車のこと)の駅に入場する際、ドコの駅でも空港のように必ず荷物チェックをします。そのために駅の入り口付近はいつも混雑。安全上やってるわけですが、このチェックってあんまり意味を成していないような気がします。
チェックが終わると待合室へ行くのですが、中国では火車の出発30分程度前にしかホームへ上がれないため、それまでは広い待合室でずっと待っています。とは言っても乗客が多いので座る場所がないことは日常茶飯事です。
「こんなんやったらホームで待たしてくれてもエエんちゃうんかなぁ」といつも思うのですが、もしかすると安いチケットを買って別の違う火車に乗ろうとする輩がいるからなのでは、などと勝手に解釈しています。
ホームへの入場アナウンスが流れると乗客が一斉に動き出し、どうしようもないぐらいにごった返します。結局改札を通ってホームにたどり着くのにおよそ15分程度かかってしまいます。
このシステムは日本人にとっては慣れないのでわかりづらく、初めてのヒトはきっと戸惑うと思います。
ここ瀋陽でもサッカーのオリンピック会場があり、7ヵ月後には各国からいろんな人々がやって来ます。
このシステムとこの混雑、果たして今でもこの状態なのに大丈夫なんやろか?と心配してしまいます。
やっぱり交通インフラについては心配事が消えない中国です。
到着した北京駅もいつもと同じように人でごった返しており「やっぱり人が多いんやな、中国は・・・」とあらためて思ったのでした。