「crocs」を買ってみた

先日、「crocs」を買いました。

と言っても正規店ではなく、俗に「履物屋」といったような路面店で、中国にはこういう店はいくらでもあって庶民の味方。安いものは10元そこそこからあり、高くても100元以内。

ブラっとその前を通って目に入ったのが「crocs」。
「どうせニセモンちゃうん」と思って見てみましたが、それなりのもの。

yahong:「おっちゃん、コレなんぼ?」
店主:「50元(約650円)」
yahong:「2足買うから安して~や~」
店主:「アカン!ウチは最初から安してるから一切まけへんのや~」
yahong:「あっそっ」

と、大阪弁ではないけどそんな調子で結局50元払いました。

ニセモンでもかまへんわ、と思いきや、どう見てもホンモノと見分けがつきません。つま先部分が微妙にへしゃげてるのと縫製がチョット雑なので、もしかすると「B品」かもしれませんね。

中国では工場ではねられたB品が捨てるような値段で転売されることが多いです。もちろんメーカーでは検査基準から外れたものは廃棄のルールになっていますが、工場はそれを横流しすることが普通にあります。消費者からしたらそれでも安ければありがたい事なんですよね。

日本ではちゃんとした「アウトレット」って言うのがあり、メーカー自身がそういう処分の仕方してますが、中国ではまだ少ないのではないかと思います。中国の工場はOEM(Original Equipment Manufacturingの略称で、他社のブランドの商品を作ること)が多いのでなおさらですね。

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