ついに本日、一時1元が20円台になりました。コレは円建て支給の赴任者にとっては大変つらいことです。円高時にお得感があったと言われればそれまでですが、ココ数年の為替の変動は尋常ではありません。この画像にある100元札の価値が一時は1200円チョイだったのが今は2000円になったのですから、日本円基準で考えると40%安くなったということです。(例えれば1万円札が6,000円の価値しかなくなるのと同じ。)
長い間、円高傾向が続き、一時は12円/元近くまで円が上昇。この十数年間、頭のなかでは15~12円/元が相場になっていたので15円を超えたあたりからしんどいな~という感じでした。
思えば2012年10月頃までは良かったのですが、野田前政権が揺らぎだし、年末の第二次安倍政権へ移り一気に円安が加速。この2年半でここまで来たわけです。
この数年で中国の物価もドンドン上がり、4~5年前から考えると生活費は実質2倍以上の上昇です。同じように円建て支給の駐在員さんは同じような心境で日々生活を送ってるんだろうと思います。
円安で日本の景気は良くなっていると言われていますが、中国からの輸入に頼って日本で商売していた知り合いなんかはもうヤバイと言っていました。
とりあえずトピックスとしてアップさせていただきました。