崑劇の魅力に触れる

少し時間が経ってしまいましたが、めったに経験できないことでしたのでアップします。

先日、北京日本人会の新年特別企画として「崑劇の魅力に触れる」というイベントに参加してきました。中国の世界無形文化遺産である崑劇は、約600年前に江蘇省蘇州市東部崑山で生まれたそうです。また、歌を中心に舞と芝居を加えた舞台形式で、京劇など多くの中国演劇の起源とのことです。

2部構成での内容は、まず人間国宝である坂東玉三郎さんとも深くかかわられたプロデューサーである靳飛氏が、これまでのエピソードなども交えたトークをされました。過去の演劇の今回初公開の画像なども披露いただけました。その後、2部ではAPEC開催時にも熱演されたという若手俳優の董飛氏が目の前で生舞台を披露。

熱演後、メイクを落として登場の董飛さんです。色白で女性的なオーラを感じます。

とにかく目の真ん前でじっくりと演劇を見たのは初めてだったので感動的でした。中国語とはいえ、全く異なる言葉なのでスクリーンに映しだされる翻訳を見ながらの観劇でしたが良い経験になりました。日本でも歌舞伎自体まともに見たことがないので一度見てみたいと思いました。

ご壇上頂きましたお二方、開催にご尽力頂きました北京日本人会および大使館の皆様、本当にどうもありがとうございました。

また、大使館の中には「広報文化センター」があり、日本の本、雑誌、中国関連の本、もちろん日本に関わる中文の本もあり、他に日本への留学生関連資料なども揃っています。実はボク自身この存在を知りませんでした。

国籍問わず、身分証明書があれば入館できるとのことですので、また立ち寄ってみたいと思います。詳しくは下記のリンクにて。

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