ニセ札が続々出てくるATM
今更ながらの話ですがアップせずにはいられない!?
なぜかというとこの半月の間にボクの周りの3名がニセ札を掴まされたからです。それもヒドいことにすべて銀行のATMから引き出したお札です。ATMは受け入れ時はニセ札判別センサーを通すので入金はできません。ではなんでATMからニセ札が出てくるのか?
そう、明らかに銀行の工員がニセ札を混ぜてマシンに入れてるとしか考えられません。つまり自分が掴まされたニセ札をこっそりとそこに忍ばせる・・・、 最悪です!
引き出した本人はその場でニセ札とわかってもATMから出たお札ということは証明出来ませんので、泣き寝入りするしかないというのが現状です。
ボクの知り合いで一番被害がひどかったのは、1000元の10枚中6枚の600元分がニセモノ。
しかも連番プラス同じ番号のものも数枚あったそうです。円安でダメージが大きいところにニセ札とはなんと不運な・・・。今のレートではおよそ10000円の大損です!!!
実はウチも1枚やられました・・・。
こんな被害をうけるなら銀行の窓口である程度まとめて引き出しておくほうが懸命かもしれませんが、中国の銀行で順番待ちというのはかなり苦痛・・・。
ニセ100元札の見分け方
そこでご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、ニセ札(100元札)の基本的な見分け方を簡単にご紹介します。正しいかどうかはわかりませんが、一般的によく言われている方法です。また使い込んであるお札はかなり流通しているということなのでとりあえずは安心かもしれませんが、注意すべきは新札などの新しいお札です。
紙質
触ってすぐにわかる方もいらっしゃいますが、ウチワのように仰いでその音で判断したり、クシャクシャと揉んでみたり、皆さんいろいろやってますけどコレはチョット判断基準としてはムズカシイしうえに確かかどうかも判断がつきません。
透かし
日本と同じように左側に毛さんの顔と100という透かしが入っています。(黄色い囲みの1の部分)100というキラキラ印刷もホンモノは角度を変えると色が変化します。
表面加工
右側の毛さんの襟や髪の部分、その右の赤い部分(黄色い囲みの2の部分)がエンボス加工のようになってます。
ホログラム
裏側に銀色の縦の帯が破線で入っています。そこに「100100・・・」と印刷してあります。
専用のライトを当てる
ブラックライトのような光を当てると確か「100」と言う文字が浮かび上がってきます。以前ボクもその小さなペンライトみたいなものを持ってたのですが電池切れでもう使ってませんが・・・。
絵柄を合わせてみる
お札を丸めて柄を合わせるとビッタリ合います。
タテでもヨコでもウラでもオモテでも丸めてみてください。コレは識別の判断になるかどうかはわかりませんが、ホンモノはそれだけ断裁の精度が高いって言うことでしょうか。
とまぁいろんな見分け方があるようですが、もっと本格的な方法はココでは説明しきれませんので百度なんかで「假币识别(JiaBiShiBie)」と検索してみてください。いろんなサイトが出てきます。
タクシーでの支払いにも気をつけて
それともう一つ。
タクシーで100元札を出すと嫌がられますよね。単純におつりの問題であればいいのですが、実はタクシーの運転手がニセ札とすり替えることがあります。
つまりあらかじめニセ札を用意しておき、いったん受け取ってサッとすり替え、調べてるふりして「コレ、ニセもんやからダメ」と突き返されます。巧妙な技ですね。
なので100元札を出すときは必ず目を離さないようにしておいてください。運転席まで乗り出して監視してるで、というぐらいの方がいいです。また頻繁にタクシーに乗られる方は普段から零钱(小銭)を持っておくようにしてくださいね。
では今日からの3連休、皆さんが被害に合われないようにお祈りしています。