処分予定だったノートPCを復活させる
先月、もう処分するつもりでいたノートパソコンをメンテナンスしました。ちょうどOSがVISTAでCPUもCentrinoが主流の6年前(2008年製)の東芝製のものです。
数年前から調子が悪く、Win7に入れ替えたりメモリを増設したり不要なアプリは全部削除したりと、できることはいろいろとやってみたのですが、何度やっても熱暴走しパソコンとしての機能を果たさなかったのでもうダメかと思いながらもそのままにしていました。
よくよく考えるとCPUが熱でやられてるとすれば交換したら復活するのでは、と言う安易な発想からメンテしてみることに。そこでいつもの「百脑汇(BaiNaoHui)」へ足を運びました。
百脑汇の3階には自作のためのパーツやソフトが売ってたり、「电脑医院(パソコンの病院)」もあります。そのパソコンの病院へ持ち込んで相談したところ、ノートPC向けの新品のCPUは販売されていないとのことです。交換するとすれば中古品から外したものに付け替える方法らしいです。
この店からの提案はまずは内部を掃除することとメモリを増設してはどうか、ということでした。それでもダメならCPUを交換してみては、と。当初はその程度で大丈夫なのかな~と思ってましたが、アドバイス通りにやってみると、なんと普通に使えるように復活したんです。チョットびっくり!
なんと360元でとりあえず復活
基本的にはCPUの熱を下げるファン周りの掃除がメインです。デスクトップをばらしてファン周りを掃除したことがあるのですが、北京のこの埃っぽい環境もあって数年でコテコテに固まってましたね。このノートも同様にファンが回ってなかったようです。あとは1GBのメモリ2枚だったのを1枚2GBのものに換えトータル3GBに。
2GBのメモリと掃除で360元でしたが、これだけでもうダメかと思っていたノートパソコンが無事復活したんですね。コレでもう1年ぐらいは大丈夫かな~、と。皆さんもパソコンの調子が悪くなったら一度こういったところに持ち込んで診てもらうといいかもしれませんね。
PCや携帯電話などのデバイスなら『百脑汇』でほとんど対応できます
あとココにはパソコンの他IT関連に関わるものがいろいろおいてあります。
ただ昨今のネット販売の台頭で家電店を始め、この系の小売店舗は厳しさを増しています。それ故に元々客引きのキツい店だったのに輪をかけてキツくなってますね。思わず腕を掴まれて引きずり込まれそうになります。
また地下に携帯電話売り場もありますが、最近は番号込みにして本体を安く販売する方法(日本のやり方に近い)で売ってることも増えてきました。海外ではSIMカードを入れ替えるだけでどの携帯電話でも使えるのがいいところなんですけどね。
あと一般的な家電店や携帯電話専門店で売られているモノは「行貨(HangHuo)」と呼んでいて俗にいう「正規品」です。行貨の場合、保証はあるのですが中国版なのでアンドロイド携帯の場合、検索やマップは百度などでGoogle系のものが入っていません。ボクのようにすべてをGoogleで管理している者にとってはチョット面倒です。その場合は「水貨(ShuiHuo)」という非正規品があり、百脑汇のような電子市場系の店にはおいてあります。ただしこれらは並行輸入など海外から持ち込んだものなので保証はありませんのであしからず。
ということで百脑汇のサイトもあるのでご興味あるようでしたらご覧ください。また中国のある程度の主要都市には出店しています。