アートとのコラボ、北京の最新商業複合施設がオープン
この前の日曜日に行った新しい商業施設をご紹介します。
タイトルにある「芳草地(FangCaoDi)」という名前ですが、実際にこの名前がこの場所の地名なんです。
位置的には東大橋路沿いでちょうど尚都SOHOの西側、藍島大廈の南側にあります。
まだ出来たばかりで、中国ではお決まりのようにできたテナントから順次オープンしていますので、まだ外から見ると「やってるのかな~?」といった感じに見えます。
このエリアは「新城国际(XinChengGuoJi)」や「世贸天阶(ShiMaoTianJie)」ができだした数年前は人も少なく大丈夫かな~と思っていたぐらいですが、「朝外SOHO」や「世界城」ができ、ヒトの流れがつながるようになり、今は多くの人達で賑わうようになっています。
そこにさらにこの「芳草地」がオープンすることにより、更に朝陽門エリアとがつながるような感じになりつつあります。さらに今後は南側も「光華路SOHO」へと繋がっていくんでしょう。
さて驚いたのはただの商業施設ではなく、施設内がアートしていることです。まさに酒仙橋エリアの「798芸術区」の一部を持ってきたような感じでオブジェが並んでいます。しかも館内自体の吹き抜けが街のようなイメージを作っています。北京では今までにない商業施設です。将来はデートスポットになるんではないでしょうか。
本格的な日式とんかつ『さぼてん』もオープン
そしてその中にあるとんかつ専門店の「さぼてん」へも寄って来ました。中国語では『胜博殿(ShengBoDian)』という店名になります。
日本のとんかつを再現するかのように柔らかく、サクッとした感じがイケてます。もちろんメインディッシュ以外のご飯、お味噌汁、キャベツはお代り自由なのでお腹いっぱいになります。
マネージャーらしきお兄さんは台湾人だそうで、日本式の接客をスタッフにアドバイス、非常に心地よくとんかつが食べられるお店です。
北京以外で日本のとんかつチェーン店は「和幸」や「かつくら」などがありますが、北京にこの「さぼてん」ができたのは非常に朗報ではないかと思います。