中国に滞在の方はもちろん、日本でもご存じの方も多いと思いますが、9月3日は「戦勝記念日」とし祝日となり、軍事パレードなどのイベントが開催されます。
先日23日は交通規制や商業関連を営業停止にしての予行演習が行われました。自分自身、2009年は国慶節の「建国60周年」があったので、今回は2回目の軍事パレード体験となります。
規制範囲は長安街と呼ばれる東西を抜ける通りをメインに広範囲にわたって行われ、ボクが住むマンションもそのエリアにあるため周りは道路は閉鎖、商業施設などはほとんど休んでいる状態でした。
また画像でも見られるように天安門広場周辺には人だかりができ、ほとんどの人が一生に何度見れるかどうかという光景をカメラに収めていました。
陸上だけでなく、空にも戦闘機が飛び交い、朝からパフォーマンスを披露して結構賑やかだったようです。ボクは出張で不在だったので見ることができませんでしたので、上記3枚の画像は友人から譲り受けました。
今回の式典に関しては喜ばしいことではありません。街の至る所に画像のような横断幕が設置されています。さらに今日のニュースで政府は記念施設や英雄烈士のリストを発表し、この数年でこれらの整備に100億元(約2000億円)を投じたと報じました。正直、そんなおカネを使うのならもっと人民の暮らしに役立つことに使えばいいのに、と思うのはボクだけでなく、ココで暮らしている皆さんはもっとそう感じているのではと思います。
ちなみに今週末も2回目の予行演習があるかもしれないというウワサもチラホラ。いずれにしても何事も1~2日前にしか通達が出てこないので、9月初旬までは情報に耳を傾けておく必要があります。
現在北京では世界陸上(22~30日)開催中で、世界から多くのアスリートが訪れていますが、横でこういうイベントされているはどんな気持ちなんだろうと考えてしまいます。