中国にいるとほぼドコの街にも走っている三輪車。北京でもタクシーが捕まらない時は三輪車頼みになる場合も決して少なくありません。
この日は成都でどうしても身動きがとれなくなり、初めて利用してみました。
成都で三輪車は2環路の中は走っていけないことになっています。この日は2環路の外から出発し、2環路の中までというルートだったので三輪車はムリかな~と思いながらもオジさんと交渉。
するとなんと
「没問題!=大丈夫!」
の返答が。
どうせ2環路の手前で降ろされるだろうと覚悟の上で乗車。オジさんはさっそうと走りだしました。
「おぉぉぉっっっっっっっっっっっっっ」
なんとこのオジサン、歩道どころか団地や会社の敷地内、私有地などあらゆるルートを使い、ほぼメインの車道を走らずに目的地まで送ってくれました。
信号無視、逆行などの交通ルール無視はどこでも普通にあるのですが、さすがに他人様の敷地内を堂々と走る三輪車に乗ったのは初めてでした。
でもさすがプロ。それだけこの土地を詳しく知ってるということです。
お見事!と心のなかで拍手を送った瞬間でした。