普段使いのローカル店 @成都 Vol.1

かれこれ成都と北京の半々二重生活が半年過ぎました。なんかあっという間です。

北京にいるときは上海や青島やドコドコやらへと出張するため、実際の滞在日数で言うと成都の方が長いです。 元々出張は多いので、以前は北京へ戻ると「帰ってきた感」がありました。今は逆に自分がゆっくり落ち着ける本拠地がなくなったような感じがします。

この半年間で成都のいろいろなところをブラブラしてある程度土地勘や文化なども馴染んできました。普段使いですがいろいろ画像も撮ったのでボチボチアップすることにしました。観光で来られた方が行くようなところではないかもしれませんが、日常生活ではこんな感じ、というふうに見てもらえればと思います。

今回は自宅から徒歩圏で行ける「四川大学」周辺(郭家桥)のローカル店をご紹介します。

串に挿してある気軽に食べられる火鍋『玉林串串香』

ココは「玉林串串香(YuLinChuanChuanXiang)」というそこそこ名の通ったチェーン店です。

串に刺した肉や野菜などいろいろな具材を自分で選びます。値段は串の太さや、細い串を何本刺してあるかで計算するシステムになっています。串を使った飲食店はほとんどが今やり方です。中には串が多すぎて数え切れないので、串を秤にかけて計算するところもありましたが本当に合ってるかどうかは不明です。

小さな店は店側で煮込んでからテーブルに出してくれるのですが、ココはそこそこの規模なので各テーブルに鍋を置いて自分で作ります。まさに火鍋のような感じですね。ただしその分「鍋底(スープの費用)」がかかります

鉢の串を食べたい分だけ『重庆森林』

続いては「重慶森林(ChongQingSenLin)」という「钵钵鸡(BoBoJi)」と呼ばれる料理です。字のごとく、鉢の中に鳥とその他いろんな野菜を入れた辛~い料理です。

この店は小さいながらも「大众点评」では評価も高く、周辺に比べお客さんも多く賑わっています。

地元の雑誌にも載っています。100元もあればもう十分たくさん食べれますよ、とアピール。150店舗を展開しているチェーン店です。

サイドメニューも豊富で、コレは「脑花(NaoHua)」といいます。つまり「豚の脳みそ」で、中国では普通に食べます。ちょうど白子みたいな食感です。

あらかじめ鉢に数十本の串が突っ込まれて提供されます。自分の食べたいものだけ食べ、それ以外に食べたいものは追加注文します。不要なものは食べなくても大丈夫です。

こちらのお店も串の本数で精算してもらいます。つまり鉢に入れて提供されても食べていないものは計算されません。

残った串はそのまま足し込んで他のお客さんに提供されます。日本ではなかなか考えにくいですが、円卓で見知らぬ人たちと菜箸なしで宴を楽しむ習慣もあってか、気にする人はいないようです。

安くて美味しいのでゴールデンタイムは順番待ち。四川大学の横なので学生さんが多く賑わっています。

近くには青空市場もあります

周辺は小さな飲食店が多く、市場もあって非常に便利。

ズラっと並んだ野菜を見るといつも思わず衝動買いしてしまいます。北京にもこういった市場はありますが、徐々に少なくなってきてる感じがします。内陸ではまだまだこういった市場は街中でもいたるところで見かける事ができます。

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