今日は春節の締めくくりである「元宵節」(春節から15日目)。
今も外ではバンバンと花火や爆竹が鳴り響いています。とは言え、やはり大気汚染の問題もあり、例年に比べ少ないのは事実。ボクは元宵節が来るといつも4年前のことを思い出します。そう、ちょうど4年前の元宵節、2009年2月9日に起こったCCTVの大火災。
ちょうどその日ボクは近くの飲み屋にいたのですが、窓越しにみんなが騒いでいました。
時間的には夜の8時半頃。まだ工事中のCCTV北別館の上から1/3あたりの窓から火が吹き出していました。燃え始めたばかりだったので最初は一種の余興かと思っていたのですが、時間が経つとともに広がり、2時間後にはビルが火だるまに・・・。
知り合いがちょうどその斜め前の京広中心に住んでいて、「ビッ、ビルが目の前で燃えてんねん!!!」と電話してきたほど激しい火事でした。ボクもさほど遠くない数百メートルのところから見ていたのでその凄まじさは今でも脳裏に焼き付いています。もちろんその日の夜は遅くまで周りは渋滞、物々しいサイレンの音が鳴り響いていました。
気がつけばアレからもう4年・・・。
建て直し案もあったのですが基礎で本体のCCTV側とつながっているため取り壊すことはできない。
よって協議が1年以上かかってそのまま改修することになり、現在も工事が進んでいます。建築理論から言って一度火だるまになった建物をそのまま再生するっていうのはどうなのかな~っとチョット心配している今日このごろです